就労支援センターワークかすみ
主任就労支援員
山田 隆典 平成15年度/新卒
中部学院大学 人間福祉学科
この仕事(福祉)を選んだ理由/学園を選んだ理由
「仲間と一緒に、自分のできるお手伝い」
これが、私と福祉を結ぶ入り口となった、最初の気持ちでした。
阪神淡路大震災(1995)、ナホトカ号重油流出事故(1997)、私が学生時代に起きたニュースは、日本中に「ボランティア」が浸透し、私もその中の一人として、仲間と共に活動をし、その経験を将来の仕事にしようと、専門学科のある大学に進学しました。
大学時代、知的障害者更生施設(現在の通所生活介護事業所)で実習した際、「自立とは何と考えますか?」と、実習先事業所職員からの問いに、「その人が、1つでも何かできるようになって、『笑顔』になる事」と回答したのを覚えています。
就職活動中、福祉施設が集う説明会に参加し、当法人のブースに立ち寄った際、利用者のみなさんが、毎日楽しく過ごしている様子を伺い、興味を持った私は、面接を希望しました。
「笑顔」をつくる仕事=「福祉」
現在も、私の気持ちは当時の私と何も変わらず、笑顔を追い続けています。
仕事の「やりがい」「よろこび」について
「『ありがとう』と言われるよろこび」
「ありがとう」の反対語・・・「あたりまえ」
「あたりまえ」は、なかなか気付かず、感謝するの事が難しい。
利用者さんの苦手な事ができるように、お手伝いをする仕事。
その苦手な事が、自分にとって「あたりまえ」の事であっても、それに対して「ありがとう」と笑顔で言葉を返してくれる。
それで、自分も笑顔になれる。
「『なぜ?』の視点を持ち続ける」
利用者のお手伝いをする前に、先ず利用者が何を求めているのか(ニーズ)を知る。
・相手の話をよく聴き(傾聴)
・相手の気持ちを汲み取り(共感)
・相手の思考や感情を受け入れる(受容)
「なぜ、こんな行動をするのだろう?」
「なぜ、こんな表情をするのだろう?」
普段の些細ない様子に、多くのヒント(本人のニーズ)が隠されている。
それに気づき、優しく声をかけ、ゆっくり話を聴いていく。
また、1つ想いが叶う。
こんな仕事って、良いなぁと思いません?
【週間スケジュール】
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月日勤
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火日勤(ハローワーク・企業訪問など)
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水日勤
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木日勤(地区協議会など)
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金日勤
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土半日勤務(第2・4)
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日休み(気分はいつでもアウトドア)
【ある日のタイムスケジュール】
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6:30起床(パパ開始)
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7:45出勤(幼稚園送迎含)
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8:15出勤(パパ中断)
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8:30職員朝礼
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9:00利用者受入・朝礼
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9:30作業・就労支援
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10:30企業見学・実習支援等
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12:30昼食休憩
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13:30作業・就労支援
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14:00地区協議会会合等
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16:00利用者見送り
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16:15記録打込・翌日準備等
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16:55翌日業務打合
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17:30退社
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18:00帰宅(パパ再開)
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21:00パパ終了
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23:00就寝